Amela
ℹ︎機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画像は仮名およびモックに置き換えています。
渡航管理当局様 新規プラットフォーム立ち上げストーリー

パスポートを、スマホの中に。国境手続きを"提示するだけ"に

VeriTrip は、旅券ICのNFC読取と顔認証で本人確認を行い、暗号署名された「デジタル渡航資格情報」をスマホのウォレットに発行する分散型ID基盤。空港・ホテル・国境ではQR提示だけで本人確認が完了します。

「目視確認の行列・偽造リスク・各機関での重複確認」という課題を、ゼロから10ヶ月で内製構築した、新規プラットフォーム立ち上げストーリーです。

本人確認
NFC+顔認証 30秒
真正性
暗号署名で改ざん不可
提示
非接触・QRのみ
プライバシー
必要属性のみ開示
MY WALLET
山田 太郎 さん
デジタル渡航資格情報
山田 太郎
発行: 渡航管理当局 ・ ICAO DTC v1
有効期限 2031-05-30
健康証明
Health Pass v2
QRで提示する
01
CLIENT
お客様について

出入国・渡航手続きを担う「渡航管理当局」様。

渡航管理当局様は、空港・国境・港湾での本人確認と渡航手続きを担う公的機関です。年間で数百万人規模の渡航者を扱い、安全性とスピードの両立が常に求められています。

紙のパスポートに依存した本人確認は、行列・偽造リスク・機関間の重複確認といった課題を抱えていました。そこで、国際標準(ICAO DTC)に準拠したデジタル渡航資格情報の基盤をゼロから構築することになりました。

数百万
年間渡航者規模
3種
資格情報の型
iOS/Android
ウォレット対応
ビジネスフロー — 発行から検証まで
STEP 1
本人確認
旅券ICをNFC読取+顔認証で本人を確認
STEP 2
資格情報の発行
発行機関が暗号署名されたVCを発行
STEP 3
ウォレット保管
渡航者のスマホに暗号保管
STEP 4
提示・検証
QR提示で検証機関が真正性を即時照合
02
CHALLENGE
解くべき設計課題

本人確認を、速く・安全に・使い回せるように。

目視確認による行列・遅延

紙のパスポートを1冊ずつ目視で確認するため、ピーク時にゲートで長い行列が発生していた。

偽造・なりすましの検知が困難

紙の証明書は改ざんの検知が難しく、目視では真贋判定に限界があった。

接触を伴う物理的な手渡し

パスポートの受け渡しが必要で、非接触での本人確認ができなかった。

機関ごとに重複する本人確認

空港・ホテル・国境で同じ確認を何度も繰り返し、渡航者の負担が大きかった。

03
ARCHITECTURE
共に築いた構成

ゼロから内製で、4つの領域を構築。

発行機関・保持者・検証機関の三者信頼モデル(自己主権型ID)を、国際標準に沿ってゼロから内製で構築しました。スマホのウォレット、本人確認、資格情報基盤、検証端末を一気通貫で設計しています。

Amela
EXECUTION
10ヶ月
期間
30人月
総工数
領域 ①
本人確認
課題
目視での真贋確認に限界
解決策
旅券ICのNFC読取+顔認証
liveness判定で本人性を担保
領域 ②
資格情報基盤
課題
改ざん検知ができない
解決策
暗号署名付きの検証可能資格情報
W3C VC / 分散型IDに準拠
領域 ③
提示・検証
課題
物理的な手渡しが必要
解決策
QR提示で非接触に即時検証
OpenID4VPで機関横断
領域 ④
プライバシー
課題
必要以上の情報を提示
解決策
選択的開示で必要属性のみ
失効管理で安全性を維持
Frontend
React NativeRedux-Sagai18next
Backend
NestJSAries / CredoOpenID4VCPostgreSQL
Infra & ID
AWS S3NFC・顔認証cheqd DID
04
IMPACT
プラットフォームが生み出す価値

渡航体験を、安全に・スムーズに。

本人確認をスマホで完結する基盤

NFC読取と顔認証で、渡航者が自分で本人確認を完了できる。

改ざん不可能な信頼の確立

暗号署名により、検証機関が真正性を即座に判断できる。

非接触の提示体験

QR提示だけで、物理的な手渡しなしに本人確認が完了する。

プライバシーを守る選択的開示

用途ごとに必要な属性だけを開示し、過剰な情報提供を防ぐ。

STAKEHOLDER
渡航者
Holder
一般的に
紙の提示と長い行列
VeriTrip では
スマホのQR提示だけ
手続き時間を大幅短縮
非接触で快適な渡航体験
STAKEHOLDER
検証機関
Verifier
一般的に
目視で真贋判定が困難
VeriTrip では
署名検証で即時判定
なりすましを防止
失効状態もリアルタイム判定
STAKEHOLDER
発行機関
Issuer
一般的に
機関ごとに確認が分断
VeriTrip では
一度の発行を各機関で活用
相互運用を実現
標準準拠で横断的に利用可能
DEMO

実際に動くデモで、3つの視点を体験。