
IDHub は、Microsoft 365 / Google Workspace 連携を中央化し、社内 10システム(経理・人事・採用など)のログインを 1 つの ID に統合する API ベースの SSO 基盤。500名規模の社員 ID を 1 箇所で運用。
「パスワード使い回し・退職時アカウント残存・IdP切替時の各システム個別改修・トークン失効までのタイムラグ」という運用課題を、ゼロから4ヶ月で内製構築した、新規プラットフォーム立ち上げストーリー。
受託開発・自社プロダクト・コンサルティングを 3 本柱とする SaaS 開発企業。500名規模の社員が、経理・人事・採用・勤怠・経費・案件管理など 10 を超える業務 SaaS を日常的に利用しており、各システムが個別 ID を発行していた状態は、運用効率とセキュリティの両面で課題を抱えていた。
中途採用比率の高さ・退職に伴う ID 失効処理の頻度、Microsoft 365 / Google Workspace の併存運用、監査対応の厳格化を背景に、社内 ID を 1 箇所に集約する SSO 基盤の構築が経営課題として浮上していた。
Microsoft 365 / Google で IDHub にアクセス
外部 IdP のトークンを検証、プロファイル取得
短期 JWT を発行、Redis で失効管理
同一トークンで 10システムを横断利用
技術的な問題ではなく、情報漏洩リスク・退職時オフボーディング・IdP 切替コスト・トークン失効遅延に直結する経営課題として捉え、社内 ID を 1 箇所に集約できる仕組みをゼロから設計する必要がありました。
10 システム × 個別 ID 運用により、社員平均 3〜4 個のパスワード使い回しが常態化。1 つのシステム漏洩が全社展開するリスクを抱えていた。
月平均 1〜2 件のオフボーディング漏れが発生し、退職者の権限が残存。監査・コンプライアンスの観点で経営課題化していた。
将来的な Microsoft 365 → Google Workspace 切替や、SAML 対応の追加で 10 システム × 個別改修が発生する状態は、技術的負債として看過できなかった。
JWT を長期保持する設計では、失効反映までに最大 24 時間のタイムラグが発生。インシデント対応の初動が大幅に遅れる構造的リスクがあった。
OpenLab 様の組織・運営事情を深く理解した上で、「情シスに運用効率を、社員に体験向上を、経営にセキュリティ標準化を」という三方のニーズを 1 基盤に統合した API ベース SSO ゲートウェイを、ゼロから内製で構築しました。

10 システムが各自で MS / Google 連携を実装、二重保守。
MS Graph + Google Socialite を 1 つの SSO API に集約。
JWT 長期保持 = 失効反映まで最大 24h のタイムラグ。
失効を 80ms で全システムに反映 (Redis TTL 同期)。
所属・役職・アバターが各システムで個別管理、不整合。
IdP からアバターを自動同期、全システムで統一表示。
入社/退社時の手動オペが 10 システム × 数日かかる。
招待・権限変更・退職処理を即時に全システム反映。
IDHub 導入後、認証運用の確実性とセキュリティ標準化は個別 ID 時代から大きく改善しました。
10 システム × 個別 ID の運用が 1 ID に集約。入退社オペの手戻りが解消し、情シス部門の月末残業が大幅に低減。
全社員のパスワード使い回しが解消、退職時オフボーディングが即時反映。監査・コンプライアンス対応が標準化。
IdP 切替時の各システム改修が不要に。新規業務システム追加時も SSO 接続だけで完結する拡張性を獲得。
全社員が 1 つの ID で全業務システムを横断利用可能。パスワード忘れ問い合わせも激減。
入退社時に 10 システム個別オペ、月平均 1〜2 件の削除漏れ。
1 画面で全社オペ完結、削除漏れ 0 件を実現。
10 システム個別ログイン、パスワード使い回し常態化。
1 ID で全システム利用、パスワード忘れ問い合わせ激減。
不正検知時の失効までに最大 24h、ログが各 SaaS に散在。
トークン失効 80ms、認証ログを統合監査画面で集約。
新規業務 SaaS 追加のたびに認証連携を個別開発。
新規 SaaS は IDHub に接続するだけで導入完了。