Amela
OpenLab株式会社様 新規プラットフォーム立ち上げストーリー
機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画像は仮名およびモックに置き換えています。

10システムのログインを、
1つのIDで横断する SSO基盤へ。

IDHub は、Microsoft 365 / Google Workspace 連携を中央化し、社内 10システム(経理・人事・採用など)のログインを 1 つの ID に統合する API ベースの SSO 基盤。500名規模の社員 ID を 1 箇所で運用。

「パスワード使い回し・退職時アカウント残存・IdP切替時の各システム個別改修・トークン失効までのタイムラグ」という運用課題を、ゼロから4ヶ月で内製構築した、新規プラットフォーム立ち上げストーリー。

統合システム
10+/ 経理・人事・採用
アクティブ社員
500+/ 1ID で全員
認証応答 (P95)
80ms/ Redis 失効管理
対応 IdP
2/ MS 365 + Google
IDHub Portal
山田 翔
統合社内システム
SSO 有効
経理
人事
採用
勤怠
経費
案件
1クリックで全システム利用
80ms 認証
01
CLIENT
お客様について

国内有数の SaaS 開発企業「OpenLab株式会社」様。

受託開発・自社プロダクト・コンサルティングを 3 本柱とする SaaS 開発企業。500名規模の社員が、経理・人事・採用・勤怠・経費・案件管理など 10 を超える業務 SaaS を日常的に利用しており、各システムが個別 ID を発行していた状態は、運用効率とセキュリティの両面で課題を抱えていた。

中途採用比率の高さ・退職に伴う ID 失効処理の頻度、Microsoft 365 / Google Workspace の併存運用、監査対応の厳格化を背景に、社内 ID を 1 箇所に集約する SSO 基盤の構築が経営課題として浮上していた。

社員数
500+
エンジニア + コーポレート
統合システム
10+
経理・人事・採用・他
月次入退社
20+
ID プロビジョニング対象
BUSINESS FLOW

SSO 認証フローの 4 ステップ

STEP 01
社員ログイン

Microsoft 365 / Google で IDHub にアクセス

STEP 02
IdP 認証

外部 IdP のトークンを検証、プロファイル取得

STEP 03
JWT 発行

短期 JWT を発行、Redis で失効管理

STEP 04
業務システム利用

同一トークンで 10システムを横断利用

02
CHALLENGE
解くべき設計課題

運用とセキュリティを脅かす、4 つの設計課題。

技術的な問題ではなく、情報漏洩リスク・退職時オフボーディング・IdP 切替コスト・トークン失効遅延に直結する経営課題として捉え、社内 ID を 1 箇所に集約できる仕組みをゼロから設計する必要がありました。

設計課題 ①

パスワード使い回しによる情報漏洩リスクをどう抑えるか

10 システム × 個別 ID 運用により、社員平均 3〜4 個のパスワード使い回しが常態化。1 つのシステム漏洩が全社展開するリスクを抱えていた。

設計課題 ②

退職時のアカウント削除漏れを 0 件にする仕組みをどう作るか

月平均 1〜2 件のオフボーディング漏れが発生し、退職者の権限が残存。監査・コンプライアンスの観点で経営課題化していた。

設計課題 ③

IdP 切替時の各システム個別改修をどう不要にするか

将来的な Microsoft 365 → Google Workspace 切替や、SAML 対応の追加で 10 システム × 個別改修が発生する状態は、技術的負債として看過できなかった。

設計課題 ④

不正アクセス検知時のトークン即時失効をどう実現するか

JWT を長期保持する設計では、失効反映までに最大 24 時間のタイムラグが発生。インシデント対応の初動が大幅に遅れる構造的リスクがあった。

03
ARCHITECTURE
共に築いた構成

ゼロから内製で、4 つの領域を統合 SSO 基盤へ。

OpenLab 様の組織・運営事情を深く理解した上で、「情シスに運用効率を、社員に体験向上を、経営にセキュリティ標準化を」という三方のニーズを 1 基盤に統合した API ベース SSO ゲートウェイを、ゼロから内製で構築しました。

Amela
EXECUTION
4
期間 (ヶ月)
12
総工数 (人月)
領域 ①
IdP 統合
課題

10 システムが各自で MS / Google 連携を実装、二重保守。

解決策
プラグイン型 IdP 抽象レイヤ

MS Graph + Google Socialite を 1 つの SSO API に集約。

領域 ②
トークン管理
課題

JWT 長期保持 = 失効反映まで最大 24h のタイムラグ。

解決策
短期 JWT + Redis ブラックリスト

失効を 80ms で全システムに反映 (Redis TTL 同期)。

領域 ③
プロファイル
課題

所属・役職・アバターが各システムで個別管理、不整合。

解決策
MongoDB プロファイル集約 + S3 アバター

IdP からアバターを自動同期、全システムで統一表示。

領域 ④
入退社運用
課題

入社/退社時の手動オペが 10 システム × 数日かかる。

解決策
1 画面で全社オペレーション

招待・権限変更・退職処理を即時に全システム反映。

TECH STACK
Backend
Laravel 7 PHP 8 JWT Socialite
Data
MongoDB Redis MySQL
Infra & IdP
AWS S3 Docker M MS Graph G Google OAuth2
04
IMPACT
プラットフォームが生み出す価値

OpenLab 様の社内 IT 運用が、次のステージへ。

IDHub 導入後、認証運用の確実性とセキュリティ標準化は個別 ID 時代から大きく改善しました。

OUTCOME ①

社内 IT 運用効率の獲得

10 システム × 個別 ID の運用が 1 ID に集約。入退社オペの手戻りが解消し、情シス部門の月末残業が大幅に低減。

OUTCOME ②

セキュリティ標準化の確立

全社員のパスワード使い回しが解消、退職時オフボーディングが即時反映。監査・コンプライアンス対応が標準化。

OUTCOME ③

技術的負債の解消

IdP 切替時の各システム改修が不要に。新規業務システム追加時も SSO 接続だけで完結する拡張性を獲得。

OUTCOME ④

社員体験の向上

全社員が 1 つの ID で全業務システムを横断利用可能。パスワード忘れ問い合わせも激減。

STAKEHOLDER
情シス管理者
入退社・運用担当
一般的に

入退社時に 10 システム個別オペ、月平均 1〜2 件の削除漏れ。

IDHubでは

1 画面で全社オペ完結、削除漏れ 0 件を実現。

事業インパクト
入退社運用 10 → 1 画面
情シスの月末残業を解消
STAKEHOLDER
一般社員
約 500 名
一般的に

10 システム個別ログイン、パスワード使い回し常態化。

IDHubでは

1 ID で全システム利用、パスワード忘れ問い合わせ激減。

事業インパクト
社員体験の劇的改善
情シス問い合わせ -80%
STAKEHOLDER
セキュリティ担当
監査・コンプライアンス
一般的に

不正検知時の失効までに最大 24h、ログが各 SaaS に散在。

IDHubでは

トークン失効 80ms、認証ログを統合監査画面で集約。

事業インパクト
失効反映 24h → 80ms
監査対応工数を大幅削減
STAKEHOLDER
経営層
CTO・情シス責任者
一般的に

新規業務 SaaS 追加のたびに認証連携を個別開発。

IDHubでは

新規 SaaS は IDHub に接続するだけで導入完了。

事業インパクト
IT 投資の拡張性確保
業務 SaaS の追加導入が加速
05
DEMO
3 つのシナリオ

実際に動くデモで、統合 SSO の体験を。